子は宝・・・かも

子はカスガイというが、子供は何にも替え難い宝かもしれない。

盆も正月にも来なかった大阪の息子が、突然カアさんの墓参りに来た。昨日は本社に行く用事があり、かなり遅くまで飲んでいて調子が悪かった様子だった。正午過ぎに新桐生駅に迎えに行き、墓参りが済むと家にも寄らずに直ぐに大阪に帰っていった。途中でコンビニATMでまとまった金額を下ろしたらしく、帰り際に使ってくれと置いていった。会社を辞めるかもしれない事態に、何も言わなかったが心配をしてたらしい。当面の生活費と考えて用意した物だろう、分かれてから袋の中を見て金額の多さに驚いた。

先々週、何をやらせてもダメな限度を超えた不器用で雑で物覚えの悪いオバチャンから「65歳を超えても働くなんて、傍から見ててみっともない。私は菜っ葉だけで食べても、我慢するよ」などと言われた。いつも仕事中に話ばかりして遅く、間違いが多く、何度注意しても全く改善もされないので、ついに怒りが爆発して、翌日の朝、社長に辞職を申し出た。現在は一応上司に当たる課長からは、この件に関しては預かったので少し時間をくれとの事になった。その事を娘に話し、息子にも伝わったのだろう。二人には心配を掛けさせてしまった。

課長からはもう少し時間が欲しい、別の最も難しい部署でぜひ来て欲しいと言う事なので、移動を検討してるとの事だった。辞職にはならない様な話なのだが、まだ不明だ。このまま、あのダラシナイ雑で不器用で注意も聞き入れない人と一緒の職場はもう我慢できない。

「子はカスガイ」とは昔から言うが、カスガイは夫婦の間の危機を納めてくれる存在として言ったものだろう。大きく成長してからは、遠くに嫁いだ娘も、更に遠くで働く息子も、自分が子供達を育てた様に少し放任主義で少しウルサイという様に、一人暮らしになった親を離れた所で見守り心配してくれてる。「老いては子に従い、などというのはまっぴらゴメン。一人自由に、最後は好き勝手に生きていたい」と言っては居たが、本当に収入源が無くなると好きな事も出来なくなるなあ、などと考えていた。何かと理由を付けて、二人がそれぞれまとまった金額を持ってきてくれた。返そうとしたが、受け取らない。実にありがたい事だ。会社の継続が確定したら、せっかくだから数日間温泉旅行にでも出掛けようかな。

問題のオバチャンだが、約2週間、全くフォローをしなかったらとんでもない失敗を繰り返してしまった。一つの作業工程の始めと終わりに、設定管理を2名で行うのだが、以前から一人で設定管理表を書いていた。しかも肝心な事を書き忘れたり、製品数を間違えていた。毎回最後の確認に「大川」と確認者名を勝手に書いていたので、その間違いを直していた。2週間何もしなかったら、多くの所での書き損じや書き忘れ、本当の署名は分かる様に印を付けておいたので勝手に他人の名前を使った事でも問題になった。しかもクレームが出たのを切っ掛けに全品検査をしたら、そのオバチャンの手掛けた物が酷すぎると社内で問題になり、移動か解雇かの話まで出てしまった。今の段階で解雇などと言う話まで出てしまうと、少し困ってしまう。辞職願との関連ではなどと思われては、部署の移動の話も立ち消えになってしまう。

継続ならば、確かに最高齢者だが最も難しい繊細な部署に行きたい。誰にでも出来て、ゆっくりノンビリという年寄り向きの仕事はどうにも性分に合わない。このノンビリした雰囲気の、おしゃべりをしながらの仕事というもに対する不満も、今回の問題の切っ掛けにも成ってると思う。

 

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